仕事のやりがい
Vol.0522019.07
- 「開拓者」
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職種:
理学療法士勤続年数:
4ヶ月 -
私はこれまでPTとして15年間働いてまいりました。全て病院勤務で、主に入院患者さん、そして外来患者さん、通所リハの利用者さんのリハビリ対応でした。4月からライフケアガーデン熱川にて働かせていただいておりますが、施設での仕事は初めてであり、事業所内にリハ職が一人だけというのも初めての経験です。今までの場合、困っている点・目指すべき姿がありましたが、これからは、こちらから出向いてリハビリを提供するわけで、初めからリハビリの必要性があるわけではなく、利用者さんも、「この人は、何をしてくれるのだろうか」と初めは懐疑的に接してくる場合が多いです。ただ、一人一人を見ると、高齢な方が多いため、多かれ少なかれほぼ全員、リハビリを必要としていることに気付きます。利用者さん全員に自分でリハビリを行いたいところですが、それは物理的に不可能です。このように全員にはできないという状況の中で、なんとかリハビリ可能な枠を新たに作り、利用者さんがリハビリを始められた時、とても喜んでいただける姿を見ると、やりがいというより、「がんばりがい」を強く感じます。
また、施設内でのリハビリを受けるのは初めての方が多く、リハビリを継続するうちに、消極的だった方が積極的に取り組んでいただけるようになったり、楽しみに思っていただけるようになったりすることが多く、そのような時には開拓者としてのやりがいも強く感じます。