ライフケアガーデン熱川で働き始めて約20年になります。

「敬老の日」である9月20日に、今年も「敬老会」が開催されましたが、やはり昨年同様、新型コロナウイルスの影響により、ゲスト及びご入居者ご家族をお招きすることができない中での開催となってしまいました。しかしどんな状況下であれ、私達のような介護付有料老人ホームにおいて「敬老の日」そして「敬老会」は、年間においても1・2を争う大切なイベントであり、当然ご入居の皆様も非常に楽しみにされている特別な一日です。

そこで今回、縮小を余儀なくされた「職員による余興」を最少人数で最大限盛り上げるべく、企画・構成・音響・主演に至るまで、セルフプロデュースした「仮装棒人形ラインダンス」を披露させていただきました。相棒となる人形の製作には、敬老会委員を中心に多くの職員の力をお借りし、業務の合間を縫って猛練習しました。2体の人形を携えたダンスはとんでもなく過酷で、半ば命がけのダンスとなりましたが、その甲斐もあってか、ご家族の代りとまではいかなかったかもしれませんが、当日は想像していた以上に大笑いしていただくことができました。

私の本職はあくまで介護職員であり、芸人ではないので、ここに「やりがい」を見出すのもどうかという少々複雑な思いもありますが、ご家族の分まで、ご入居の皆様の笑顔を一つでも多く作っていくことに「やりがい」をもって取り組んでいきたいと思います。それと同時に8月の月間MVP「入居者の希望を叶えているで賞」の受賞も大変うれしく思い励みになりました。