仕事のやりがい
- 「ご入居者の思いに応え続けて成長を実感」
-
職種:
事務勤続年数:
6ヵ月 -
4月1日の入職から、ご入居者のS様と、ほぼ毎日お話をさせて頂いています。1階に降りていらっしゃると、事務所のカウンターに寄られ、多いときは日に2度、3度と御用を承り、施設に対する苦言やお小言も頂戴します。自称「辛口の毒舌家の元教員」で、お話も決して短くはないので、忙しいときには、正直、辛い時もありますが、ご主人の急逝でお独りになられた寂しさを埋めることができればと、誠実にお伺いしています。私は、20年間、普通の会社で地味に事務や経理をして、介護の仕事は初めてですが、「お見舞いを頂いたので、静岡のお茶でお返ししたい」、「行きつけの伊東の美容院に行きたいけど、何とかして」、「この辺りは店がないから、伊東のアピタに行きたいんだよ」等々、S様の求められていることに耳を傾け、一緒になって考え、私の知識で対処できること、他部署の協力を仰ぐことを切り分けながら、でも初めてのことばかりで、バタバタ走り回って、何とかお応えしてきました。先日、研修のために2日間不在にしましたが、休み明けにS様から「居なかったねぇ。研修だったんだって?」、「あんたがいないと、なんだか寂しいね」と言って頂き、何気ない言葉でしたが、「私が、毎日走り回っていることが、少し役に立ったかな」と、とても嬉しく思いました。ライフの事務所は、毎朝、女性職員が「今朝の放送」で、一日を爽やかにスタートできるようにとのメッセージをお伝えします。慣れない仕事で、毎回、緊張しながら放送していますが、元・放送部の指導教員だったS様から、「今日のあんたの放送、穏やかな話し方で、よかったよ」と思いがけない言葉を頂きました。ご入居者のお話を伺い、お役に立てるようにと走り回っている毎日の中で、自分も成長しているのだと気付かされた気がして、ちょっと胸が熱くなりました。