仕事のやりがい
Vol.0332017.10
- 「食事を通じて、
ご入居者と食養課職員の笑顔が感じられる」 -
職種:
ケアワーカー勤続年数:
6年 -
私にとって仕事の喜びは、やはりご入居者の笑顔です。介助の後、傾聴の時、レクの最中など、様々な笑顔に会うことができますが、毎日、三度訪れる、食事中の笑顔も最高です。私たちも当番で検食しますが、ライフの食事は、厨房の温かさと誇りと美味しさが詰まっている感じがします。
ご入居者の中に、若い頃から宴席の豪華な食事ばかり食べて来たことに拘りがあって、ライフの「家庭料理」に殆ど箸をつけず、外食ばかりされている方がいらっしゃいます。せっかくの、手間をかけた料理なのに、一度、ライフでも嬉しそうな笑顔を見たいと思って、その方の好物がある日は、食事をお勧めしていましたが、文句ばかりで、なかなか食べて頂けませんでした。
先日の『伊豆の日』の「5年ぶりの、伝説の伊勢海老ラーメン」の日に、食札の好き嫌い欄に『麺禁』と書いてありましたが、思い切って居室にお持ちしてみたところ、「ふーん、美味いね」と召し上って、笑顔で完食して下さいました。完食したドンブリを、食養課に下膳しました。
ご入居者の笑顔だけでなく、毎日勝負を続けてきた食養課の職員の笑顔も見える気がして、私も嬉しくなりました。